銀座の『ギャラリーポータークラシック』で刺し子生地のネクタイが展示・販売されてます。
伝統を紡ぐ『ポータークラシック』。
鞄デザイナーの吉田克幸氏と作家でありフォトグラファーである吉田玲雄氏が親子で手がける『ポータークラシック(Porter Classic)』。そのプロダクトに共通するのは、日本の伝統文化を伝えることで生まれる身近な環境や地域社会への貢献。日本でつくることへのこだわりと永く着られるシンプルでスタンダードなモノづくりが、世界に通用するアイテムとなっていくのでしょう。
今回は『Gallery Porter Classic』にて行われている<刺し子ネクタイ展>にて展示・販売されている『ポータークラシック』の刺し子生地のネクタイのご紹介をしたいと思います。
そもそも刺し子とは、重ね合わせた布に補強・保温のために刺し縫いしたものが始まりとされていて、ほつれた部分に布を重ね刺し子をし、丈夫にすることで長く大切に使われてきたそうです。そんな日本各地で使われてきた2つとない刺し子の古生地を、丁寧に手縫いで縫ってつくられたのがこのネクタイ。10月1日(木)から10月28日(水)まで行われているこちらの展示では、限定50本の刺し子ネクタイが歴史を伝えるべく販売されています。
江戸時代から明治時代の大変貴重なアンティークの刺し子生地は、芸術的価値も高くコレクタブルアイテムとしても認知されているため海外への流出も多く、状態の良いものは日本にあまり残っていないのが現状。なので少量の生産となっているのでしょう。
日本人の良くないところは、伝統や歴史を重んじないこと。職人技もまたしかり。文化景観、歴史的建造物なんかもそうですね。守って、伝えていくことが義務なのではないでしょうか。買わずとも、まずは直に見ることがその第一歩になるのだと思います。
長年の農作業着の役目を終えた生地が、西洋の文化であるネクタイとして新しい命を吹き込まれて次の世代にその存在を繋げていくのです。まさに『ポータークラシック』の真骨頂ではないでしょうか。洋服を格好の良し悪しだけで判断するのはとても寂しいこと。ここまで文化と融合してカッコよいブランドなんて他にあるのでしょうか? これからの『ポータークラシック』の素敵な活動にも目が離せません。
TEXT: 小笠原民織
お問い合わせ先
ポータークラシック 銀座
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-7 インターナショナルアーケード第1アーケード内 MAPTel:03-5512-0150
営業時間:営業時間 11:00〜20:00
http://porterclassic.com/


















